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公開日:2024/6/13 更新日:2024/6/13

 

「建売にすればよかった・・・」となぜ後悔するのか?注文住宅がめんどくさい理由と賢い建売住宅の選び方

理想を詰め込んだ家づくりができる注文住宅。

メリットも多い反面、費用面や完成までの期間から「建売にすればよかった」という意見も。

 

そこでこの記事では、建売にすればよかったと後悔する理由や、建売住宅によくある不安点について解説します。

後悔しないための賢い建売住宅の選び方もご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

 

建売住宅にすればよかったと後悔する理由

注文住宅は、自分の希望に合わせてカスタマイズできるため、理想を詰め込んだ家づくりが叶います。

しかし、中には打ち合わせの多さや理想とのギャップなどの理由から、「建売にすればよかった」と後悔している人も少なくありません。

ここでは、特に多い代表的な5つの理由をご紹介します。

 

注文住宅がイメージと違った

注文住宅では、自分の理想を反映させるために設計から関わることができますが、完成した家が必ずしも期待通りになるとは限りません。

設計図だけでは実際の広さや素材の質感を完全に把握することが難しく、建築中の住宅を見学することはできても完成した状態を確認することはできないため、「完成したらイメージと違った」とがっかりするケースもあります。

建売住宅であれば、完成している物件が販売中の場合、完成した中から希望の物件を探せるため、住み始めてから生じるギャップを抑えられます。

 

建売住宅との差があまりなかった

注文住宅は自由な設計で家を作れますが、実際はそこまで建売住宅と大差のない仕上がりになることがあります。

 

時間と労力をかけて決めたにもかかわらず、最終的に建売住宅と同じような機能やデザインに落ち着いてしまうと、初めから手間のかからない建売を選べばよかったと後悔することになるでしょう。

 

また、スタイリッシュな外観や仕様を選べる建売住宅も多いため、注文住宅でなくても価格を抑えながら好みに合わせた物件を探すことができます。

 

予算をかなりオーバーしてしまった

注文住宅では、設計変更や追加仕様の要望が増えるたびにコストが膨らみ、最終的に予算をかなりオーバーしてしまうことが少なくありません。

費用が想像以上にかかった場合、完成形が見えている建売住宅を選んだ方が、予算管理が容易で安心だったと後悔することがあります。

 

また、予算内では実現できる範囲が限られていたり、希望通りの仕様を諦めざるを得なかったりすることがあった場合、無駄な出費を抑えつつ満足できる建売にすればよかったと感じることもあるでしょう。

 

注文住宅は打ち合わせが多くてめんどくさい

注文住宅の場合、設計や仕様、素材選びなどの詳細を決めるために、何度も担当者と打ち合わせを重ねる必要があります。家の動線や配置なども考えなくてはならず、その都度時間と労力が消耗されます。

 

一方、すでに完成している建売住宅では、間取りや仕様を自分で考える必要がないため、「こんなに手間がかかるなら、建売にすればよかった」と思うことがあるのです。

 

想像以上の時間がかかった

理想の土地が見つからなかったり、設計が決まらなかったりと、完成までの各段階で予想以上に時間がかかることがあります。

新居への引っ越しが遅れてしまうことも珍しくなく、余裕をもったスケジュールを想定しておくことが大切です。

 

一方、建売住宅はすでに完成している物件の場合は、早ければ契約から1カ月程度で入居できるというメリットがあります。引っ越しを急ぎたい人や、仮住まいの費用を抑えたい人は、建売にすればよかったと後悔することがあるでしょう。

 

建売によくある不安

建売にすればよかったと後悔することも多いですが、一方で建売住宅に対して「安っぽくないか」「費用が高くならないか」「欠陥住宅だったら怖い」などの不安を抱えている人もいるはずです。

ここでは、建売によくある不安と実際どうなのかについて解説します。

 

安っぽくないか

建売住宅は、注文住宅に比べてコストが抑えられる一方で、全体的に安っぽくならないかと不安に思う人もいます。

建売が安い理由は、資材を一度に調達したり、工期の短縮により人件費を抑えたり、施工業者の手間を軽減したりしているからです。

建売だからといって品質自体が悪いわけではなく、建築基準や法令を満たした建築により安全性も保障されているため、しっかりとした造りの家で安心して暮らせます。

 

住んでから後悔しないか

建売は間取りや仕様がすでに決まっていることから、入居後に後悔しないかと不安に思う人もいます。

しかし、完成している物件から選ぶ場合は、内見時に住んだ後の様子をイメージでき、「完成後に確認したら何か違った」「どこか住み心地が悪かった」などの後悔を防げます。

建物が完成前の建売住宅の中には、契約時期や工事の進捗状況により、建物の工事一部の設備や壁紙やキッチンなどの色をカスタマイズできる建売住宅もあるので、理想に近い住まいに出会えることもあるでしょう。

 

結果的に費用が高くならないか

提示されている価格が安くても、予想外の追加費用により「結果的に費用が高くならないか」と不安に感じている人も多いようです。

建売の販売価格には、建物本体の価格、土地代、外構工事、付帯工事費用が含まれています。オプションや仕様変更を追加しなければ、支払額は販売価格と諸費用のみで極端に高くなることはありません。

 

ただし、オプション工事の内容や料金は会社ごとに異なるため、カスタマイズを希望する場合は事前に確認しておくと良いでしょう。

 

外観が似ていてどれも一緒に見えてしまう

同じ外観、または似ている外観の採用によりコストを抑えているため、「個性が出ない」「どれも一緒に見えてしまう」と不安に思う人もいます。

建売住宅は、万人受けするシンプルなデザインが多いですが、スタイリッシュな内装やデザイン性のある外観を採用している物件も存在するので、建築会社の異なる建売住宅を比較してみましょう。

 

また、ポストを自分好みに変えたり、ライトアップをしたりなど、ちょっとした工夫で雰囲気が変わるので、予算次第では取り入れてみることもおすすめです。

 

欠陥住宅だったら怖い

価格が想像以上に安かったり、ごく一部の悪徳業者の事例が目立ったりするため、「欠陥住宅だったら怖い」「手抜き工事をされないか」と感じる人もいます。実際には、ほとんどの建築会社では、品質管理を徹底し、建築基準や法令を遵守しているため、手抜き工事は行われていないでしょう。

 

また、建売は既に完成している物件の場合は、内見ができるので、不安な場合は自分の目で確かめることも大切です。担当者に施工の詳細について確認しておくと、工事品質に関する不安を解消できるでしょう。

 

後悔しないための賢い建売住宅の選び方

住宅購入は大きな買い物となるため、満足のいく建売住宅を選びたいですよね。

物件選びをする際は、間取りや設備、周辺環境などをチェックしておくことで、後悔のない賢い住宅選びができます。

 

押さえるべきポイントの代表例は、以下のとおりです。

 

家族構成に合わせた部屋数があるか

将来の子供部屋や在宅勤務スペースはあるか

キッチンやバスルームの仕様、収納スペースの充実度はどうか

最新機器やセキュリティシステムの充実度はどうか

最寄り駅やバス停までの距離は適切か

公共交通機関の運行頻度は十分か

スーパーや病院、学校、公園などの施設までの距離は適切か

地域の治安状況や騒音、将来的な開発計画はどうか

 

また、「欠陥住宅の心配はないか」「詳しい見積もりが知りたい」など、建売住宅に関する不安は気軽に相談してみましょう。プロによる詳しい説明が安心や信頼につながるので、不安を解消したうえで賢い建売住宅選びをしてみてくださいね。

 

監修者:阿部 孝則(株式会社真栄不動産)
資格 :宅地建物取引士

 

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